ラフィーク・バーティア / Rafiq Bhatia

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https://www.youtube.com/watch?v=irMzLjtxc6g

ラフィーク・バーティアはアメリカ在住のギタリスト、作曲家。ニューヨークのアヴァンギャルド・ジャズ/Mベースシーン周辺のギタリストとインディーロック・バンド、サン・ラックスのギタリストとしての顔をあわせ持つ。様々なテクスチャを重ねたり、即興と作曲をお互いに組み合わせるようなスタジオ・プロダクションに関しても造詣が深い。

バイオグラフィー

デビューまで

1987年8月21日ノースカロライナ州ヒッコリー生まれ、同州ローリーで育つ。両親・祖父母は1960-70年代の東アフリカ諸国の独立と、それをきっかけに起こったアジア人追放令で祖国を脱出してきたインド系アフリカ人ディアスポラだった(参考)。

小学校の時、祖父のムスリム歌曲とラジオから流れてくるギャングスタ・ラップを聴いているうちに音楽に興味を持つ(2018, TIDAL Read)。当初はヴァイオリンを学んでいたが、高校生でギターに切り替える。最初のあこがれはジミ・ヘンドリックス、ジョン・コルトレーン、マッドリブだった。

高校卒業後、正式に音楽を学ぶためにニューヨーク大学に入学。しかし大学のプログラムとニューヨークという都市に閉塞感を抱き、大学を移籍(2013, Washington Post)。オハイオ州のオーバリン大学に入り、経済学と神経科学を専攻する。しかし音楽への情熱は消えず、大学では時間があればドラマー、ビリー・ハートの行うドラマー向け講義にもぐり込んでいた(2012, Jazz Speaks)。ハートからはアフリカ系アメリカ人ドラマーの伝統的なドラミング・アイディアについて示唆を受ける。

ニューヨーク進出

学位取得後、2010年にニューヨークに戻りブルックリンに住む。すぐさまジャズ・ギャラリーなどで活動を開始し、2012年には当時のカルテットによる『Strata』(EP)とファーストアルバム『Yes It Will』をレコーディング。『Yes It Will』では恩師のビリー・ハート、影響源の一人であるヴィジェイ・アイヤー、プロデューサーのヴァルゲイル・シグルズソン(ビョーク、トム・ヨーク)が参加した。

2014年、ライアン・ロット率いるインディーロック・バンド、サン・ラックスに加入。現在まで2枚のアルバムを制作している。また、ダビィ・ビレージェス(ジャズ)、ヒームス(ヒップホップ)、スフィアン・スティーヴンズ(SSW)など様々なジャンルのミュージシャンのアルバムやツアーに参加するようになる。

2018年サン・ラックスの同僚イアン・チャン(ドラム)とブルックリン進出以来の仲間ジャクソン・ヒル(ベース)とのレギュラートリオに、ゲストメンバーを加えてセカンドアルバム『Breaking English』を発表。バーティアにとって初のセルフ・プロデュース作品になる。

作品

リーダー作

2013 – Strata
2013 – Yes It Will
2018 – Breaking English

発言

音楽観

準備中

好きな音楽

2012, Jazz Timesのインタビュー
ダブステップ、ミニマル音楽、ドゥームメタル、フライング・ロータス、マイルズ・デイヴィス、アンドリュー・ヒル

好きなアヴァンギャルド・ジャズアルバム5選 (2018, selftitledmag)
ジョン・コルトレーン『Stellar Regions』(1995)
アリス・コルトレーン『Journey In Satchidananda』(1971)
オーネット・コールマン『Science Fiction』(1972)
ヴィジェイ・アイヤー『Reimagining』(2005)
オッキュン・リー『Ghil』(2013)

影響源

人生を変えたアルバム5選 (2018, TIDAL Read)
インド映画『Hum Aapke Hain Kaun』サウンドトラック
ジミ・ヘンドリックス『Live at the Fillmore East』(1969)
マッドリブ『The Further Adventures of Lord Quas』(2005)
ヴィジェイ・アイヤー『Reimagining』(2005)
ベン・フロスト『By the Throat』(2009)

出典

ウェブサイト

(2012) Jazz Speaks by Rafiq
(2012) Jazz Times by Giovanni Russonello
(2013) Washington Post by Chris Richards
(2018) selftitledmag by Rafiq Bhatia
(2018) TIDAL Read by Brenna Ehrlich

関連作品